脳内日記

あることないことなんでも書きます。

私の製品は世界一

 

 最近友達が学校に来ない。元々来る方ではなかったのだけど、ついには必修科目の語学すら休むようになってしまった。なんてことだ、彼がいないと試験前にノートを写すことが出来ない、つまり私がきちんと授業に参加しなければならなくなってしまった。今までは座っているだけでよかったのに。ただ教室に入るだけで出席点というログインボーナスが与えられるこのゲームに参加しなくなった彼、何をしていたのか。講義が終わった後、LINEしてみた。

 

私「今日なんで休んだの?」

友「Hしてた」

 

思わず時計を見ると15:30。神(私)がこの時間帯を「おやつの時間」と名付けたもうて、ポテトチップスを食べなければならないとのたまった15:30。この規則を破った不届き者はお前らか、プリントアウトされた私の顔を意気揚々と踏んづけた踏み絵に革命をもたらした男女とはお前らのことか。

 

~回想(妄想)~

Do you believe GOD?

No,I dont.

Why?

He has not had a girlfriend.(踏み絵ふみふみしながら)

~回想(妄想)終わり~

 

 くそ、許すまじ。大体LINEの返信のさらっとした感じから行為後の賢者が顔を出していて腹が立つ。しかしこんな真昼間からハッスルして、彼の精巣で働いている従業員は悲鳴をあげているに違いない。夜勤だけかと思ったら昼まで働かされて、そろそろ「サービス残業反対」とかいってストライキを起こすレベル。それに比べてうちの工場マジホワイト。精子の発注全然来ないから従業員はalways summer vacation。みんなそろそろ働きたいなんて言い出す始末。私も働かせてやりたい。売り込みが弱いのかしら、営業頑張ります!。とか言って相変わらず獲得件数ゼロ。仕方なく従業員に嘘ついて発注した製品はすぐさまティッシュペーパーに包まれてごみ箱へ。本当に申し訳ない。優れた製品が世に出ないことが本当に悔やまれる。なんて話が逸れに逸れてしまったが、

どうやら彼は『恋』をしてしまったようなのだ。

そんで私が思ったことが、

 

単位落とせ

 

ってこと。これだけ。いや申し訳ない、これだけのことに長々と私の赤字で倒産しそうな工場の話とかして。いやでも許してほしい。だって私の毎日なんて学校で講義受けた気になって誰とも話さなかったのちに帰宅して昼寝して、深夜になれば自分の工場に偽発注して賢者っていうかむしろ愚者になって、いつ自分の信用を失うのかでビクビクして生きた心地がしない。そんな中彼は彼女の信用を勝ち取って毎晩二人で抱き合いながら、精子と書いて愛と読む贈り物を薄っぺらいゴムでラッピングしてプレゼントフォーユーしているわけですよ。嫌になっちゃうね本当に。それでまあうらやましいとかそんな訳ではないんだけど彼に彼女の作り方、いや間違えた、上手い営業の回り方を聞いてみたわけなんだけど、

 

愚者「どうしたら彼女できると思う?」

賢者「まず無駄なことを省くべきだな」

愚者「はあ、具体的には?」

賢者「とりあえず、授業受けるのやめな」

 

YOUは何しに大学へ?ってな訳で語学の単位が危ない!そんで私の工場も閉店セールで大放出!