脳内日記

あることないことなんでも書きます。

つらつらと、だらだらと。

気付けば最終更新日から随分と日が経ってしまった。とても暇だった。とても暇だったのだが、とても暇であるが故に特に何も書くことが無く、特に何も書くことが無いことがさらに私を暇にさせた。暇であることは暇を加速させる。

 

しかしこれは逆も然りである。つまり忙しさは忙しさを加速させるということだ。身近な経験であれば試験期間だ。ぎりぎりまで勉強しなかったことが仇となり、試験期間は非常に忙しい。そんな忙しい時に限って、さらに忙しい事が起こるのだ。それは何か。

 

掃除への欲求である。

 

私は普段掃除などしない。そもそも掃除しなければなんて考えが浮かぶことが全くない。物が増え、プリントがかさばり、床に足の置き場が無くなろうとも、掃除などしない。というか掃除しないことを正当化している。あのアインシュタインだって部屋が汚かったのだ。ネットでは、創造性のある人間は部屋が汚いと言っていた。もはや掃除をしないことを誇りにすら思っている。部屋のホコリを取り除くことは人間の誇りをも取り除くことだ。だから掃除する人間を見下している。断捨離?まだそんな時代を生きているのかね。これからはそういう時代がやってくる。というか今でさえ断捨離断捨離うるさいのだ。そもそもこの「断捨離」という漢字、画数が多すぎる。この字面がすでになんかもう断捨離に失敗しちゃってる。

 

そんな掃除嫌いの私でも、忙しい試験前に限って掃除をしたくなるのだ。しかもその思いは突発的にでてきたとは思えないほど強く、重い。まるでいま掃除をしないで死んだらそれが心残りで地縛霊にでもなろうかという程の強さである。

 

ある日疲れて眠っていると、ガサガサッと、何かをあさる物音がしたんです。泥棒かと思うとすごく怖くて、起きてるってばれたらなにかされる、そう思ってしばらく息をひそめてじっとしていたんです。すると15分くらいたって、物音がピタッと止んだのです。でも部屋のドアを開ける音もしなくて、犯人はまだこの部屋にいる、そう思うととても怖くて、それでも必死に体の震えを抑えて寝たフリを続けたんです。けど、それから5分、10分といくら時間がたっても何も音がしないんです。それに、誰かが部屋の中にいるような気配もしないし・・・。それからしばらくして、私は意を決して部屋の明かりをつけることにしました。怖くて体の震えは止まらないけど、この状況にももう耐えられない。ゆっくりと、手探りでリモコンを手に取り、次の瞬間、バッと飛び起きて部屋の明かりを付けました。まばゆい光でいきなり照らされて、私の目は眩みました。でも必死に辺りを見回し状況を確認しようとしました。すると、なんとそこには誰もいませんでした。強張った体からふっと力が抜け、私は安堵しました。でもそこであることに気付いて、わたしは愕然としました。

 

なんと、あんなに汚かった部屋が、ホコリひとつない綺麗な部屋に様変わりしていたんです。

 

怖い感じで想像してみたけど最高じゃないか、起きたらチリ一つないなんて。こんな地縛霊なら何人でも欲しいわ。いや、とりあえず大量にもらっとこうっていうこの精神が部屋を汚くさせるのか。

 

というか何の話をしていたのだっけ。忘れてしまった。まあいいか、今日はこんなもので。